舞台出演のお知らせ
榎木孝明氏が出演する舞台のお知らせです。
サンソンールイ16世の首を刎ねた男ー
18世紀パリに実在した死刑執行人サンソンの物語です。
詳しくはサンソン公式ホームページからご確認下さい。
榎木氏はサンソンの父・バチスト役と、
フランス革命期で代表的な革命家ロベスピエール役の二役を演じます。
『いよいよ舞台「サンソン〜ルイ16世の首を刎ねた男」が今月23日から幕開けです。劇場ではコロナ感染防止の徹底で楽屋への面会をはじめ、お花や楽屋への差し入れも全て禁止とさせていただいていますのでご了承ください。
今回は主役シャルル・アンリ・サンソン(稲垣吾郎さん)の父親と、時代の寵児となったロベスピエールの二役です。死刑制度を廃止して時代を変えたいと思っているシャルルに対して保守の父親と、王政を廃止して共和制の時代の指導者となるロベスピエールは対極の存在です。そのロベスピエールも、切れ味の鋭い斜めの刃を提案したルイ16世も、結局はギロチンで死んでいくという激動の時代の物語です。
さて“偶然は必然“を信条とする私は何故今この芝居かと考えますと、極限の死を追体験することで生と死の本質を考えさせられていると思っています。現代人は死を忌み嫌い、恐ろしく悲しく暗いイメージで捉えがちです。しかし今のコロナ禍は誰もが必ず訪れる死について、真摯に前向きに考えるきっかけを与えてくれているのではないでしょうか。理想の世界を求めた結果がギロチンでの死という皮肉を“他山の石“としつつ、面白い舞台にしたいと思います。』
乞うご期待ください!