震災時に役立つ情報の共有
今回の大阪地震ですが、2日経つ本日でも影響が収まりそうにありません。
電車などの公共交通機関は回復したとニュースで見ましたが、
未だ断水やガスの供給停止中の世帯が多くあり、避難者の方々は1,800名近いとありました。
本日は気象庁の天気予報で、大阪地方に強い雨の予報が出ています。
心細かったり、必要なものがないなかでの雨や、避難所生活は大変なご心労と存じます。
今、様々なSNSで地震災害時に関する情報が提供されております。
私がそれらで見たのはほんの一部ですし、すでにご存じの方も多いかと存じますが、
こちらのブログでもSNSでの情報を共有させていただければと思います。
〇雨が心配な時の即席雨具
なんとごみ袋でカッパが作れてしまうとの事でした。
こちらの情報は浜松市子育て支援サイトにて公開されています。
http://www.hamamatsu-pippi.net/shiritai/blog/bosai/docs/2014030313250/
ごみ袋にハサミで切れ目を入れるだけで即席雨がっぱの完成は簡単で使えそうですね。
防寒具代わりにもなるとの事でした。
〇カップラーメン
断水している地域では難しいかもしれませんが、ガスが使えずお湯が沸かせないとき、
カップラーメンを水でもどして食べる事ができるそうです。
おいしいかは別問題になってしまうのでしょうが、おなかの足しにはなりますし、
カップラーメンはお湯問題を除けば長期保存ができ、お皿のいらない良い保存食です。
メジャーどころを何分で食べられるようになるか検証しているサイトがありました。
〇トイレ
この問題は非常に切実です。
断水している場合、水道管の破裂や震度5以上の地震直後は
トイレが使用できなかったり、トイレを流すと逆流したりすることがあるそうです。
水の逆流を防ぐ方法ですが、ごみ袋に20Lくらいの水をため、
口をしっかり縛って2重、3重にし、そのまま便器の中に入れるそうです。
これで最悪の事態は免れるとの事でした。
中の水は何事もなければ事後、使いまわせるとの事です。
要はトイレの口を上から重しをかけてふさいでしまうという事ですね。
これは水がある場合です。
断水していてトイレが使用不可の場合ですが、簡単に簡易トイレが作れます。
もし、便器の中に水がない場合は、直接便器内にごみ袋を入れ、
さらにその中に新聞紙やおむつを入れ、排泄物を吸収させ捨てる手もあるそうです。
または、ダンボールで簡易トイレを作る方法がありました。
本格的なものから簡易的なものまでいくつか紹介されています。
https://www.toilet.or.jp/dtinet/311/dtoilet.htm
〇代用品
シャンプー:ベビーパウダーとクシ
ボディーソープ:ウェットティッシュ
トイレットペーパー:よく揉んだ新聞紙や漫画雑誌
歯磨き粉:塩
台所用洗剤:お皿にラップをまく
また、災害時は電話が大変つながりにくくなります。
今回も1時間以上つながらない状況と聞きました。
その時にも、LINE電話はつながったと聞きます。
災害時は電話ではなく、SNSでの連絡手段の確保やSOS発信もいいそうです。
〇料理
ガスも水もない中での料理は非常に大変だと思います。
ガスや水を使わない災害時のレシピを紹介されているサイトがいくつかありました。
https://blog.excite.co.jp/kurashinote/23079508/
https://matome.naver.jp/odai/2133385749032410401
わずかな情報ですが、少しでも皆様のお役に立てれば嬉しく存じます。
隣で手を差し伸べる事ができず、心苦しい限りでございますが、
皆様の無事と一日でも早い復旧を、榎木をはじめスタッフ一同心よりお祈り申し上げます。
また、被害にあわれました方には心より、ご冥福をお祈り申し上げます。