榎木孝明の今を伝える 1
「時代文化みらい機構」 代表理事 榎木孝明
こんばんは、榎木です。
今後このブログで日々の出来事とは別に、なぜこの活動を始めたのか
また私の考えを皆様に少しずつお伝えしていきたいと思います。
今日は「時代劇の定義」について。
江戸時代以前の髷を結った時代は言うに及ばず、明治、大正、昭和の半ばまで、
すなわち現代の景色の中では撮る事が出来ない映像は全て時代劇とします。
ですから近いところでは第二次世界大戦の話も、戦後の高度成長期の日本もある所までは含まれます。
この頃は社会全体が他人の事に良くも悪くも構っていた時代とでも言いましょうか。
他人と言えども同じ日本人としてお互いを認識し合っていた時代とも言えます。
この定義を踏まえて、次回は「今、何故時代劇か」をお伝えしたいと思います。
現代はマンションの隣の部屋の人の顔を知らない事がごく当たり前になりました。
街で人が殴られていても知らん顔で素通り出来るような、私にとっては不思議な時代です。
何か大切なものを忘れてしまったのでしょう。