満次郎の会リハーサル
こんにちは、立山です。
来る11月25日(土)に行われる満次郎の会のリハーサルにお邪魔しました!
と言っても能楽関係の方々は基本リハーサルは行いません。
本番前に「申し合わせ」という通し稽古を一度するだけです。
能はシテ方と呼ばれる主役を演じる方々と、
脇役を演じるワキ方、狂言を演じる狂言方、
楽器の囃子方に謡の地謡など結構たくさんの人数で演じます。
それぞれが専門職なので、自分の役以外は演じません。
この「方」というのが現在の役職の様なものだと考えてみましょう!
囃子方が地謡をしたり、狂言方が能をしたりはしません。
その逆もしかり。
究極に言えば同じ能楽師でもシテ方がワキを演じる事も、
ワキ方がシテを演じる事もないのです(゚Д゚)‼
という事はそれぞれが各々の稽古をすれば
一度合わせるだけでばっちり本番が出来ちゃうという!!
現代劇ではありえない話です(笑)
と言う訳で、今回は榎木と満次郎さんの一対一で
能の台詞である謡に合わせた独特な読み方の確認や
雰囲気やらの諸々のすり合わせでした。
能楽堂そのものが雰囲気ありまして
ただ座っているだけでも何やらかっこよく見えるのは色眼鏡でしょうか(笑)?
当日は何と!装束も纏うとの事でこれは今から期待大!!です(≧▽≦)
能装束を纏った榎木はとってもレアですよ!!
普段は入れない舞台裏を拝見した私は終始ハイテンションでした(笑)